成果報酬型広告
成果報酬型広告とはインターネット広告の課金システムのひとつです。
ウェブサイトの閲覧者が、個人または企業が運営しているウェブサイトの広告をクリックし、
広告主のウェブサイトで商品を購入したり、資料請求や会員登録をした場合のみ、
それらの成果件数に応じて課金され、媒体運営者(広告を掲載しているサイト運営者)に
報酬が支払われるシステムです。
「成果保証型広告」とも言われており、広告掲載費用の掛からない方法で、アフィリエイトもその一種です。
【成果報酬型広告の仕組み】
成果報酬型広告を出すには「アフィリエイトプログラム」を導入する必要があります。
広告の掲載先としてアフィリエイトプログラムに参加しているウェブサイト(アフィリエイトサイト)や
ウェブサイトが配信しているメールマガジンに広告を掲載して貰って、その広告経由で発生した
最終的な成果を計測するシステムです。
例)
①A子さんの運営しているアフィリエイトサイトを見たユーザB子さんが、
A子さんのサイトでお勧めしているワンピースに興味を持ち、その広告をクリック。
②クリックにより広告主のECサイトが表示されて、B子さんは広告主のサイトでスカートを購入。
③アフィリエイトプログラムでA子さんのアフィリエイトサイトからスカートの購入に至ったことが確認され、
A子さんに広告報酬が支払われる。
【特徴】
商品の購入など最終成果の件数に応じて広告費用が課金されるため、
広告主にとってはムダな広告費用をカットし、集客や売り上げアップをのぞめるなどの成果が期待できます。
さらに、通常の広告では獲得の難しい客層にアプローチして、売り上げの拡大ものぞめる方法です。
また、消費者同士の情報交換などネットワークを利用することができる仕組みも備えた画期的な広告プログラムです。
しかい、広告を掲載するサイト運営者にとっては、運営者が無名で記事の内容も魅力的でない、
話題性に欠けるなどサイトに魅力がない場合は成果が見込めないため、取り扱う商品やサービスの
単価が高くない限り、広告掲載による収入は期待できない傾向にあります。